男性器の『やってはいけない洗い方』

毎年この時期になると、この様な経験はありませんか?
少し動いただけで汗をかくから、トイレに行く度に嫌な臭いが…
包皮をめくるといつの間にか白いカスが…
暑さで蒸れると、いつも以上にお風呂で洗ってスッキリさせたくなりますよね!
しかし、しっかり洗えば何でもいいという訳では無いんです。
間違った洗い方をしてしまうと、今気になっている炎症や臭いをより悪化させてしまう場合もあります。
知る機会が無く、何となくこんな感じかな?と洗っている方も多いのではないでしょうか。夏本番を迎える前に正しい洗い方を知って夏に備えましょう!

◆やってはいけない洗い方
①亀頭を強くゴシゴシと洗う
普段包皮に覆われたままの亀頭は、刺激に弱く非常にデリケートです。
力を込めたり、勢いよく洗うと傷付いてしまう恐れもありますので、腕や足の様にゴシゴシ洗うのは避けましょう。

②石鹸やボディソープの付けすぎ
ゴシゴシ洗っていないから大丈夫という方、洗剤や泡を付けすぎてはいませんか?
亀頭の部分は皮膚よりも弱く亀頭部分を洗うには刺激が強過ぎるものもあります。
そうした場合、亀頭が乾燥しやすくなり、傷付きやすい状態を招いてしまいます。

③包皮を無理やり剥いて洗う
包茎には種類がありますが、仮性包茎やカントン包茎だと、基本的に包皮を剥いて洗う事が可能です。
しかし、真性包茎の場合は包皮を剥く事が出来ず亀頭を露出させる事が出来ず内側を洗う事が出来ません。
包皮が多少剥ける場合でもカスが溜まりやすい亀頭と陰茎の堺のくびれ部分をしっかりと洗う事が難しい事もあります。
だからと言って、無理に包皮を引っ張ってはいけません!
無理に包皮を剥くと、引っ張られて割けてしまう事や締め付けられて元の状態に戻らなくなってしまう事もあり大変危険です。

◆正しい洗い方を知ろう
男性器は亀頭や陰茎・包皮など箇所によって刺激の耐性が異なります。
その為、箇所によって洗い方や強さを変えることをお勧めします。
男性器付け根~陰茎はボディソープを付けてしっかり洗っても大丈夫ですが、亀頭部分は、陰茎部分よりも更にデリケートな箇所なので丁寧にやさしく洗いましょう。
1日1回ぬるま湯で洗うか、恥垢が溜まっている場合等はボディソープ等を少し手に付け軽く擦る程度の力で十分です。

◆最後に
いかがでしたでしょうか。
正しい洗い方は、男性器を清潔に保つだけでなく、包皮を傷つきにくくして炎症を防ぐことにもつながります。
知らなかったという方はぜひ、お風呂で正しい洗い方を試してみて下さいね。