ペニスのブツブツ「フォアダイス」に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
見た目が悪いため、女性からも「性病ではないか?」と誤解されるケースもあるみたいです。
この記事では、気になるフォアダイスの詳しい内容と対処方法について解説していきます。
フォアダイスは性病ではない
亀頭の周辺によくみられるフォアダイス。
ちんこニキビともよばれ、直径1mm程度の白っぽいブツブツが現れます。ブツブツができるため一見「何かの病気?」と不安になりがちですが、性病ではありません。
フォアダイスは、脂腺という皮膚の油分を分泌する組織が盛り上がり目立っている状態です。
特に身体に害もありません。
フォアダイスは自然に治ることはない
フォアダイスは放置していても問題はありません。ただ、自然にブツブツが消えることは少ないため、専門の治療が必要になります。
フォアダイスの治療方法
- 電気メスによる除去
- 炭酸ガスレーザーによる除去
- 包茎手術を受ける
手術は大体10分ほどで完了します。
包茎の方で包皮にフォアダイスができている場合は、包茎手術で包皮切除と一緒にフォアダイスも除去することも可能です。
特に包茎の方の場合は、皮脂が溜まりやすいため、一度フォアダイスを除去しても再発する可能性が高いです。
再発を防ぎたい方は、包茎手術を行うことをおすすめします。
フォアダイス治療後の注意点
フォアダイスを取り除いた後は、患部にカサブタができますが1〜2週間で剥がれ落ちます。治療後に、絶対安静のような行動の制限はありません。
ただ、患部を強く刺激したり、急激に血流を良くするような行為は、治療の経過に悪影響を及ぼす恐れがあります。
そのため、治療後しばらくは以下のような行為には制限がかかります。
- 入浴
- 飲酒
- 性行為
- 激しい運動
- 自転車やバイクなど直接患部にあたる行為
治療後は、医師の指示を注意深く守って生活しましょう!
フォアダイスと間違えやすい症状
ペニスにできるブツブツはフォアダイスだけではありません。他にも無害なブツブツが現れる場合があります。
①真珠様陰茎小丘疹
亀頭のカリ首をぐるっと一周するように、1mm程度の小さなブツブツが一定間隔で並ぶ症状です。性感染症ではなく、人にうつる心配はございません。
フォアダイス同様、包茎の方によくみられる症状で、女性からは「性病なのではないか?」と誤解されることがあるみたいです。
自然にブツブツが消えることはないため、見た目が気になる方は除去治療を行いましょう。
②毛嚢炎
毛嚢炎とは、おできのようなものが陰部にできる症状です。毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)が炎症を起こします。毛穴を中心に、2mm〜3mm程度赤く小さく腫れ上がります。
放置していても自然に治るため心配はいりませんが、自分で潰したりせずに、清潔な状況を保ちましょう!
③包皮腺(タイソン腺)
包皮小帯(裏スジ)を中心に、左右対称にブツブツができる症状です。皮膚の油分を分泌する皮脂腺が膨らんでできたもので、性病ではありません。
フォアダイスによく似たブツブツは性病のサインかも
フォアダイスは無害なブツブツですが、よく似た症状には病気のサインも潜んでいるのです。「放っておいても大丈夫だろう」「ただのデキモノだろう」と軽く考えることは危険です。
次のような症状がある方は、放置せず、早めに病院で検査を行いましょう。
①尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスへの感染で引き起こされる性感染症です。
感染してから症状が出るまでは、3週間〜8ヶ月程度。放置しているとニワトリの鶏冠やカリフラワーのように、ブツブツの先が尖った形で広がっていきます。
癌に進展する可能性があるため、早めの治療が必要になります。
②性器ヘルペス
性器ヘルペスは、ヘルペスウイルスによる感染が原因で発症します。ペニスに水ぶくれができ、かゆみ、腫れといった症状が現れます。また、水ぶくれが破れる際に激しい痛みを伴うことが多いようです。
一度治っても、風邪や疲れ、ストレスなどで免疫力が落ちている時に再発してしまうため、長いお付き合いが必要になります。
パートナーにも感染させてしまう可能性がありますので、ヘルペスを発症している際は性行為を控えるようにしましょう。
③梅毒
梅毒は、性感染症のひとつで最悪の場合死に至る危険性がある恐ろしい病気。感染初期は、ペニスにしこりやびらん、潰瘍などの症状が発症します。
これらは基本的に1つだけのことが多く、少し弾力があるのが特徴で、痛みなども特にありません。早期に治療を始めると完治することができますが、放置していると心臓や脳に重い症状を残す可能性があります。
ペニスに違和感を感じたら、まずはきちんと検査をすることが大切です。
フォアダイスの原因は包茎?
実はフォアダイスでお悩みの方は、包茎であることが多いです。
包茎は、常に亀頭が包皮で覆われているために、包皮との間に皮脂や汚れが溜まりやすく、ブツブツが発生しやすい環境になってしまいます。
フォアダイスだけでなく、先述した、真珠様陰茎小丘疹や包皮腺も包茎が原因で発症することが多いとされています。
フォアダイスを自分で除去するのは危険です
時々、フォアダイスを自分で取ろうと、爪で潰したり、無理にちぎろうとする方がいらっしゃいます。ペニスにブツブツができたら気になるのも当然です。
ですが、自分で無理にフォアダイスを取るのはやめましょう。潰してしまうと、跡が残って余計にひどい状態になります。また、亀頭や陰茎を傷つけるだけでなく、炎症や腫れを起こしたり感染症のリスクを高める危険性があります。
見た目をより悪くさせ、細菌感染を起こすリスクがあるため、自力でフォアダイスを除去することは控えておいた方がよいでしょう。
ABCならフォアダイス除去が無料です
ペニスのブツブツは無害なものもありますが、コンジローマや梅毒のように性感染症を発症しているサインの場合もあります。ペニスに違和感を感じたら、自己判断で放置せず直ちに病院へ相談にいきましょう。
また、フォアダイスなどの無害なブツブツは、放置していても身体に害はありませんが、自然に治ることはありません。フォアダイスを除去するとなると、5万円程するのが一般的です。
ABCクリニックでは、 包茎治療をされる患者様には基本的に無料でフォアダイスなどのブツブツを除去させて頂いております。
詳しくは診察にて箇所や症状などを確認し、治療を提案させて頂きますので、一人で抱え込まず、まずはお近くのABCクリニックまでご相談ください。