自分でも知らない内に変わっている・・・!?
こんにちは。突然ですが皆さんはご自身の男性器が何だか以前と少し変わったな、と感じた事はありませんか?
当院でも「以前は剥けていたのに、最近包皮が亀頭に被る様になってしまい、サイズも小さくなった気がする。」という方や、「元々仮性包茎で問題なく包皮を剥く事が出来たけど、炎症を繰り返す内に包皮が剥けなくなってしまった。」といった男性器の変化から来る不安やお悩みに関して多くご相談を頂きます。
実は男性器も年齢やお身体の健康状態等によって、変化する可能性があります。今回は、年齢を重ねると男性器にどんな変化があるのかご紹介致します。
◇成長による変化
もともと男性は生まれてから1歳半ごろまでは包茎の状態で、包皮を剥くことが難しい場合がほとんどです。
それから第一次成長、第二次成長とともに男性器も体とともに成長するのですが、サイズが大きくなるにつれて包皮も少しずつ剥けていきます。
18歳を超え成長期が終わると、男性器の変化も少なくなります。
また、包皮は必ずしも全員が剥ける訳ではなく包皮が被ったままの場合も多いです。
包皮をどの程度剥く事が出来るかは個人差があり、無理に包皮を剥こうとすると包皮を傷つけてしまったり、剥きすぎて戻らなくなってしまう事もあるため注意が必要です。
包皮を全く剥く事が出来ない真性包茎や締め付けが強いカントン包茎の場合は一度クリニックや泌尿器科に相談した方がいい場合もあります。
◇加齢による変化
男性器は成長期を終えてからはしばらく変わることはありませんが、40-50代になると加齢とともに再び変化が起こる場合があります。
下腹部にある男性器を支えている筋肉が衰え、男性器が体内に埋没してしまったり、男性器自体のハリが無くなり、サイズが小さくなったと感じる方もいらっしゃいます。
それに伴い皮の余りが多くなり過ぎてしまう事から、それまで被っていなかった包皮が亀頭を覆う様になってしまい、その結果、包皮の余りが多くなり包茎になってしまうことも…!
また、太って下腹が出てしまうことで男性器が埋没し、包皮が被ってしまうこともあります。
◇健康状態による変化
男性器の変化を引き起こしてしまう病気として「糖尿病」があります。
糖尿病になると免疫力の低下を招き、包皮が裂けたり、赤み・腫れなどの症状を伴う「包皮炎」を引き起こしやすくなります。
この包皮炎は症状が繰り返すことが特徴です。
何度も繰り返すうちに包皮が硬くなってしまい後天的にカントン包茎や真性包茎になってしまう可能性もあります。
不便や煩わしさを感じるだけでなく、傷口から細菌が入り性感染症に繋がってしまう場合もあり注意が必要です。
こういったトラブルを引き起こしている場合、包皮を切除してしまうことも根本的な解決方法のひとつです。
症状が続き、中々改善しない方は一度お近くのクリニックにご相談してみて下さいね。
◇最後に
いかがでしたでしょうか。
先に述べた様に男性器の状態もお身体同様に常に変化しています。
自然と起こる変化や健康状態から起きてしまう変化も在り、治療を考える上では今のご自身の男性器の状態を知って頂く事が重要です。
変化に気付いた時、初めて事で戸惑うかもしれません。
ご自身でお悩みが解決できない場合や、急な変化でお困りになられた時はお近くのクリニックにご相談下さい。