気づけばペニスにブツブツが!?

トイレや入浴時、不意に自分のペニスに小さなブツブツを見つけた経験は見つけて不安になったことはありませんか?
特に痛みやかゆみがないため、大多数の人は気づくことすらないかもしれません。
ただ一度発見して気になってしまうと…「もしかして性病?心当たりはないのに…」「こんな見た目で彼女に嫌がられてしまわないかな…」等不安に思われるかもしれません。
他人にはわざわざ言わないだけで、実はブツブツが出来る事は男性にとって特に珍しい症状ではありません。
ただ、中には性病が原因でブツブツができてしまっている場合もあるので、注意が必要です!
そこで今回はブツブツの種類や特徴について解説したいと思います。

◆ブツブツの種類
亀頭や陰茎にできる病気ではないブツブツは「フォアダイス」「真珠様小丘疹」「タイソン線(包皮線)」の3つに分けられます。

フォアダイス
フォアダイスは陰茎や包皮の皮脂腺が皮膚の下に形成された小さな突起やブツブツを指します。これは皮脂腺の皮脂が正常に排出されず、皮膚の下で閉じ込められることによって生じるニキビの様なものです。
皮脂が溜まる事が原因によって起こるので包茎の方に多く見られます。

真珠様小丘疹
ブツブツが亀頭の周りに連続して出来ている状態です。
連なっているブツブツの状態が真珠の様に見える事からそう呼ばれています。
人によって出来る範囲や一つ一つの大きさは様々です。
目立ちやすい症状ですので、パートナーの方に指摘されてご相談をされる患者様も多くおられます。

タイソン腺(包皮腺)
包皮腺は、包皮小帯部と呼ばれる亀頭と陰茎の間の裏スジ部分に発生するブツブツの事です。
恥垢と呼ばれるペニスの垢もここから分泌されるので臭いの原因にもなります。
通常時はペニスの裏側に位置しているので分かりにくいですが、勃起すると目立ちやすくなるのも特徴です。

◆性病との違い
上記のブツブツは見た目が気になることがあるものの、性病ではありません。
ですが、「尖圭コンジローマ」という性病とも似ているため油断は禁物です!
他のブツブツと違い尖圭コンジローマは痛みや痒みなどの症状を伴う事があります。
また、尖圭コンジローマの見た目としては鶏のトサカやカリフラー等の様に例えられる事もあります。

◆気になったら迷わず専門医の診断を
フォアダイス自体は生理現象であり基本的には無害です。
ただ見た目的にも性病と同じ様な印象の為、パートナーの方に不安に思われることも少なくありません。
それぞれの特徴を紹介しましたが、ご自身で判断するのは難しいです。
特に、尖圭コンジローマのような性病は放置すると数が増えたりサイズが大きくなってしまう可能性も…!
自己判断で終わらせず専門医の診断を受けることを強くおすすめします。

ちなみに、ABCクリニックではブツブツ除去単体の治療も可能ですが、包茎治療をされる場合は包茎治療の治療費のみで一緒に除去することも可能です。
詳しくは各院にお問い合わせください!
※一部クリニックでは対応外となります