ED治療薬の個人輸入の危険性と市販化について

近年、ED治療薬の個人輸入による深刻な健康被害が相次いでおり、懸念が高まっています。
個人輸入されたED治療薬には偽造品が含まれる可能性があり、また医師の診断を受けずに使用すると、健康被害につながるリスクがあるとされています。
ED治療薬の個人輸入には、偽造品による健康被害リスク、医師の指導なしでの不適切な使用、副作用発生時の救済制度対象外という3つの大きな問題があると考えられています。
なお、今後ED治療薬の一部が市販化される予定です。市販化により薬局での購入が可能になりますが、薬剤師による適切な情報提供や使用上の注意を受けることが重要です。
一方、クリニックでの処方であれば、医師による診断と指導のもと治療が受けられ、万が一の副作用にも公的救済制度が適用されます。
ED治療を検討される際は、個人輸入によるリスクを避けるためにも、クリニックでの受診をおすすめします。

ED治療薬とは

ED治療薬とは、勃起不全(ED)の改善を目的とした薬です。

主にバイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)などのPDE-5阻害薬(血管を広げ、陰茎への血流を改善する働きのある薬)が代表的です。

これらの薬剤はいずれもPDE-5阻害薬と呼ばれる仕組みで作用し、陰茎の血管を拡張して血流を改善することで勃起をサポートします。

また、性欲や性的興奮を高める作用はなく、依存性もありません。

ED治療薬の個人輸入が危険と言われる理由

ED治療薬の個人輸入が危険と言われる理由

ED治療薬の個人輸入が危険と言われる理由は、以下の通りです。

・偽造品を購入してしまうリスク
・医師の診断や服用指導なしで使う危険性
・副作用や健康被害が起きても救済を受けられない

個人輸入では約4割が偽造品という高いリスクがあり、医師の指導なしでの使用は重篤な健康被害を招く可能性があります。

また、副作用が起きても公的な救済制度の対象外となるため、経済的な負担も大きくなります。

それでは上記の危険性について詳しく解説していきます。

偽造品を購入してしまうリスク

ED治療薬の個人輸入は偽造品が多く、重大な健康被害を招く危険性があります。

個人輸入で購入したED治療薬の約4割(40.0%)が偽造品だったという調査結果が製薬会社4社(ファイザー、バイエル薬品、日本新薬、日本イーライリリー)の合同調査で明らかになっています。

国内発注分で約4割、海外発注分では約5割が偽造品であり、高い確率で偽物に遭遇する可能性があります。

医師の診断や服用指導なしで使う危険性

ED治療薬を医師の指導なしで使用すると、健康への影響が大きくなる可能性があります。

これらの薬は血管を広げる作用があるため、心臓病や高血圧のある方が自己判断で服用すると、強い副作用が出るリスクがあります。

また、他の薬剤との相互作用により重篤な健康被害が発生するリスクも高まります。

患者一人ひとりの健康状態を把握せずに服用することで、用量や使用方法が分からず、誤った使用による健康被害が発生する危険性が高まります。

副作用や健康被害が起きても救済を受けられない

ED治療薬の個人輸入で最も深刻な問題の一つは、副作用や健康被害が起きても公的な救済制度を受けられないことです。

個人輸入した薬による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

この制度は、医師の処方を受けて適正に使用した薬により副作用が生じた場合に、医療費や障害年金などの給付を行う公的な救済制度です。

個人輸入品は日本の厚生労働省による承認を受けていないため対象外になります。

そのため、万が一副作用や健康被害が生じても、公的な補償を受けられず、医療費などを自己負担しなければならない可能性があります。

医師に相談せずにED治療薬を服用するリスク

医師に相談せずにED治療薬を服用するリスク

前述のとおり、ED治療薬を個人輸入や通販で購入する場合には、いくつかのリスクがあると指摘されています。

特に医師の診察を受けずに服用することは、深刻な健康被害を招く危険性があります。

・重い副作用が出やすい
・不適切な量を服用してしまう
・EDの背後にある病気を見逃す

上記3つのリスクについて詳しく解説します。

重い副作用が出やすい

医師に相談せずにED治療薬を服用すると、重篤な副作用が出現する可能性が高いです。

ED治療薬は、心臓や血管の病気、または肝臓の機能に問題がある方には使用が適さないとされています。

特に硝酸薬(ニトログリセリンなど)を服用中の方がED薬を併用すると、急激な血圧低下を引き起こし、生命に関わる状態になるおそれがあります。

また、重度の肝機能障害がある方は薬物の分解能力が低下しているため、副作用が強く現れるリスクがあります。

医師の診察なしでED治療薬を使用すると、予期せぬ副作用や健康リスクにつながる可能性があります。

不適切な量を服用してしまう

医師に相談せずにED治療薬を服用すると、適した量を守れず副作用のリスクが高まる場合があります。

例えば、バイアグラ50mgを2錠飲むと副作用リスクが大幅に高まり、シルデナフィルの過剰摂取により血圧の急激な低下や心臓への過度な負担を招きます。

また、血管拡張作用が過度に働くことで、顔のほてり、頭痛、動悸、めまいなどの副作用が強く現れ、重篤な健康被害につながる恐れもあります。

逆に少量しか服用しなかった場合、効果を実感できずに「薬が効かない」と誤解し、さらに服用量を増やしてしまう悪循環に陥る可能性もあります。

このような理由から、ED治療薬は必ず医師の診断と指導のもとで、個人の健康状態に適した用量を守って服用することが重要です。

EDの背後にある病気を見逃す

EDは「勃起しにくい状態」ですが、その背景には心筋梗塞や脳梗塞など血管の病気が隠れている場合があります。

つまり、体の健康状態を知らせるサインとなることもあるのです。

陰茎動脈は内径1〜2mmと細いため、身体で最も早く動脈硬化が起こりやすく、心臓の冠動脈(内径3〜4mm)よりも先に血流障害が現れます。

実際に心筋梗塞患者の4〜7割がEDを抱えており、心疾患発症の2〜3年前にEDが自覚されることが多いとされています。

そのため医師の診察なしに服用すると、これらの背景疾患を見逃し、治療機会を失うことになります。

ED治療薬は個人輸入よりクリニックがおすすめな理由

ED治療薬は個人輸入よりクリニックがおすすめな理由

ED治療薬は個人輸入よりクリニックでの処方がおすすめな理由は、主に4つあります。

・健康被害リスクが低い
・医師による診断・指導が受けられる
・副作用やトラブル発生時も相談・フォローがある
・万一健康被害があっても救済制度が適用される

それぞれの理由について紹介していきます。

健康被害リスクが低い

クリニックでの処方をおすすめする理由は、偽造品による深刻な健康被害を防げることです。

個人輸入したシアリス錠50mg(正規品として存在しない規格)を服用した40歳代男性が、けいれんや意識低下を起こし医療機関に搬送された事例があります。

偽造品からは、本来の有効成分ではなく他のED治療薬成分や、プリンターのインク、ペンキ、覚せい剤成分まで検出された報告もあります。

一方、クリニックでの処方は医師による診察と健康状態の把握により、治療を受けられます。

オンライン診療なら自宅からでも受診でき、正規品を確実に入手できるため、健康被害のリスクを避けることができます。

医師による診断・指導が受けられる

クリニックでのED治療では、医師が患者の既往歴や現在服用している薬剤を確認し、適している治療薬を処方します。

ED治療薬は血管拡張作用があるため、心血管系の疾患がある方や特定の薬剤を服用している方には危険な場合があります。

医師の診断により、患者の体質や健康状態に最も適したED治療薬を選択可能です。

副作用やトラブル発生時も相談・フォローがある

ED治療薬は個人輸入よりもクリニックで処方してもらうことをおすすめします。

なぜなら、副作用やトラブルが発生した際にも医師による相談・フォロー体制が整っているからです。

個人輸入の場合、万が一副作用が出たとしても、相談窓口がなく自己判断に頼らざるを得ません。

その結果、服用を続けるべきか中止すべきか、判断ができず健康リスクが高まる恐れがあります。

一方、クリニックでの処方であれば、医師が事前に持病や併用薬を確認し、副作用が出た場合にも速やかに相談・対応してもらえます。

万一健康被害があっても救済制度が適用される

個人輸入されたED治療薬で副作用が発生した場合、すべて自己責任となってしまいます。

一方で、日本国内の医師によって処方された正規品ED治療薬については、適正に使用していたにもかかわらず重篤な副作用が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度により医療費や障害年金などの給付を受けることができます。

具体的には、厚生労働省に承認されたバイアグラ、レビトラ、シアリスなどの正規品ED治療薬を医師の処方で服用していた場合に限り、入院が必要な重篤な副作用が発生すれば救済制度の対象となります。

ABCクリニックのED治療

バイアグラ

バイアグラ

ABCクリニックのED治療におけるバイアグラは、勃起不全(ED)を一時的に改善するための内服薬として処方されており、有効成分はシルデナフィルです。

服用後30分から1時間ほどで効果が現れ、約4時間作用が持続します。

具体的には、性器への刺激があった場合に勃起を促す仕組みであり、常に勃起を維持するものではありません。

服用の際は、空腹時に吸収されやすく、効果が出やすいとされています。

また、大量の飲酒は効果を弱める可能性があるため注意が必要です。

副作用としては、頭痛、顔面紅潮、消化不良、鼻づまり、視覚異常などが報告されているため、事前に医師へ相談することが推奨されます。

シアリス

シアリス

ABCクリニックのED治療で処方されるシアリスは、有効成分タダラフィルを含むED治療薬で、服用後約30分で効果が現れ、特徴は約36時間という長時間の持続効果です。

このため、他のED薬と比べて服用のタイミングに縛られず、自然なタイミングで性行為に臨める点が評価されています。

また、シアリスは性器への刺激があった場合にのみ勃起を促す仕組みで、常に勃起を維持するものではありません。

また、食事や飲酒の影響を受けにくいという特徴があります。

副作用は、頭痛、顔面紅潮、消化不良、鼻づまり、筋肉痛、腰痛などが報告されています。

なお、心疾患の治療薬(ニトロ製剤)との併用は禁忌です。

バルデナフィル(レビトラのジェネリック)

バルデナフィル(レビトラのジェネリック)

ABCクリニックのED治療薬「バルデナフィル」は、先発薬レビトラのジェネリック医薬品で、有効成分・効果はレビトラと同等です。

服用後15〜30分で効果が現れ、20mgで約10時間持続するのが特徴です。

即効性が高く、性行為の直前でも使用しやすい点や、食事の影響を比較的受けにくい点がメリットとされています。

ただし、脂っこい食事の直後は効果が弱まることがあるため、食後30分あけて服用するのが推奨されています。

また、多少の飲酒は問題ありません。

さらに、バルデナフィルは性器への刺激があって初めて勃起を促すため、自然な性反応を損なわずに使用できます。

どんな症状があればED治療を受けるべきか?

ED治療を受けるべき症状としては、勃起までの時間がかかる、勃起時の硬さが不十分、勃起が長く続かない、以前よりも勃起しにくくなった、性欲はあるのに勃起しない、性交渉への自信がなくなったといったケースが挙げられます。

また、朝勃ちが減った、途中で勃起が続かなくなる「中折れ」、パートナーとの関係に悩みが出てきた場合も受診のタイミングです。

上記の症状が3ヶ月続く場合や、日常生活やパートナー関係に支障が出ている場合は、受診をおすすめします。

ED治療が必要か検査する方法

ED治療が必要か検査する方法には、まず問診や国際勃起機能スコア(IIEF-5)、勃起の硬さスケール(EHS)などによる簡易的なセルフチェックが挙げられます。

セルフチェックはご自宅でも実施でき、勃起の状態や性機能の自己評価が可能です。

さらに、医療機関では血圧や血液検査、ホルモン(テストステロン)測定などを行い、糖尿病や動脈硬化、ホルモン異常などの基礎疾患がないか確認します。

必要に応じて夜間勃起テストや陰茎海綿体注射テスト(ICIテスト)、超音波検査(ドップラー検査)も実施され、EDの原因が心理的なものか、身体的なものかを詳しく調べます。

最終的な診断や治療方針の決定には医師の診察が必要です。

ED治療の流れ

診断・相談の流れ

ABCクリニックは全国すべての院で年中無休で、土日祝日も対応しており、受付時間は毎日20時までです。お仕事やプライベートでお忙しい方でも、ご都合に合わせて無理なくスケジュールを調整していただけます。まずはお電話またはWEBからご予約をお願いいたします。

完全予約制のため、待ち時間も少なくスムーズにご案内可能です。来院当日は、まず男性カウンセラーが患者様のご不安やご希望を丁寧にヒアリングいたします。その後、医師による診察で陰茎の状態などを確認し、患者様に合わせた治療法をご提案します。

ABCクリニックでは、治療のメリットだけでなく、「なぜこの治療方法なのか」についても丁寧にご説明し、患者様にご納得いただいたうえでしか治療は開始いたしません。無理な勧誘や契約は一切ございませんので、どなたでもご相談いただけます。

手術を受ける環境について

診察は完全個室の清潔な診察室で行われ、プライバシーにも配慮された環境です。
診察から薬の処方まで10分〜20分ほどで終了し、処方後はそのままご帰宅いただけますので、お忙しい方でも受けていただけます。

ED治療の費用

  • ED薬処方 初診料
    3,000円(税込3,300円)
  • バイアグラ(50mg)1錠
    2,000円(税込2,200円)
  • バルデナフィル
    (レビトラのジェネリック)
    (20mg) 1錠
    2,000円(税込2,200円)
  • シアリス(20mg)1錠
    2,000円(税込2,200円)

ABCクリニックは美容外科の為、健康保険が適用されない「自由診療」です。

今後も、患者様に誤解を与える事の無い表現・表記に努めて参ります。

お支払い方法

ABCクリニックでは、各種お支払い方法をご用意しております。現金払い・メディカルローン・各種クレジットカードなど、患者様にあったお支払い方法をお選びいただけます。