近年、手足の多汗症による「手のひらの汗でスマートフォンが操作できない」「足の裏の汗で靴や靴下が常に濡れる」「人と握手することが怖い」といった悩みを抱える方が増加しています。
手足の多汗症(原発性掌蹠多汗症)は、25歳以下で発症することが多く、左右対称の発汗や家族歴といった明確な診断基準があります。
支障をきたすことがあるため、治療を検討することが大切です。
ABCクリニックでは、ボトックス注入法と切開法の2つの治療法をご用意し、患者様一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた治療をご提案いたします。
手足の多汗症にお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。
手足の多汗症(原発性掌蹠多汗症)とは
手足の多汗症(原発性掌蹠多汗症)とは、はっきりとした原因がないにも関わらず、手のひらや足の裏に大量の汗が生じる病気です。
主に幼少期や思春期から発症し、左右対称に発汗するのが特徴です。
汗腺自体の数や分布が原因なのではなく、交感神経の働きが過剰であることが関係していると考えられています。
また、家族にも同じ症状を持つ方がいるなど、遺伝的な要素も指摘されています。
夜間は発汗が止まり、日中に症状が強く出ることが多いのも特徴のひとつです。
手足多汗症の診断基準
手足多汗症の診断基準は以下の通りです。
・最初に症状が出た年齢が25歳以下である
・両手・両足など、左右対称に汗が出る
・睡眠中は発汗が止まっている
・家族にも多汗症の人がいる
・汗のために日常生活に支障をきたしている
手足多汗症は日常生活に影響を及ぼすことがある病気ですが、明確な診断基準があります。
これらの基準を知ることで、自分の症状が多汗症に該当するかどうかを判断する手がかりになります。
以下に、診断基準のそれぞれについて詳しく解説します。
最初に症状が出た年齢が25歳以下である
手足多汗症の診断では、「最初に症状が出た年齢が25歳以下であること」が判断材料の一つです。
なぜなら、手足多汗症は多くの場合、思春期やそれ以前の若い時期に発症することが多いからです。
たとえば、中学や高校のころから手のひらや足の裏にじっとりとした汗をかきやすく、周りの人よりも明らかに汗の量が多いと感じていた場合、この診断基準に該当する可能性が高いです。
反対に、30代以降に急に手足の汗が増えた場合は、この基準には当てはまりません。
診断の際には、いつごろから症状があったのかをしっかりと医師に伝えることが大切です。
両手・両足など、左右対称に汗が出る
手足が左右対称に汗をかく場合、多汗症の一つである「局所多汗症」の可能性があります。
多汗症では、特に明らかな病気や薬による影響がないにもかかわらず、左右対称に過剰な発汗が見られることが診断の大きなポイントになっています。
上記の特徴は、手のひらや足の裏、脇の下など体の一部に症状が出る場合が多いです。
具体的には、「暑くないのに手のひら全体がベタベタする」「足の裏が常に湿っていて靴下がすぐ濡れる」といった症状が、左右両方に同じように現れる場合には、医師への相談を検討するとよいでしょう。
睡眠中は発汗が止まっている
手足多汗症の診断で悩む場合、「睡眠中は汗が止まるかどうか」を確認することが大切です。
多汗症は日中や緊張時に多量の発汗が起こりますが、睡眠中は発汗が収まることが特徴だからです。
加えて、この特徴がない場合は原発性多汗症ではなく、他の病気やホルモンバランスの乱れによる発汗の可能性も考えられます。
昼間は手足がびしょびしょになるほど汗をかいても、夜間にぐっすり眠っている間は汗が止まっている場合、原発性手足多汗症と診断されやすいです。
一方、寝汗が頻繁に出る場合はほかの要因も考えられるため、医療機関で相談が必要です。
家族にも多汗症の人がいる
家族にも多汗症の人がいる場合は手足多汗症の診断基準に該当しやすいです。
多汗症の発症には「遺伝的な要因」が強く関係していると考えられているからです。
特に親や兄弟姉妹などの近い血縁者に同じ症状を持つ人がいると、自分にも発症リスクが高いといわれています。
汗のために日常生活に支障をきたしている
診断基準でも「発汗が原因で日常生活に明らかな不便や困難が生じているか」が重視されています。
例えば、汗のせいで学校や仕事の作業効率が下がったり、対人関係で強いストレスが生まれることがあります。
手のひらの汗が多いためにノートや書類が濡れて破れてしまい、学業や事務作業に大きな支障が出ることがあります。
他にも人と握手することを避けたり、パソコンのキーボードや楽器の演奏に不便を感じるなど、多汗症の人は日常のさまざまな場面で悩まされます。
足の裏の汗では、靴や靴下が常に湿ってしまい、不快感や臭い、滑って転びやすいなどのリスクも生まれます。
したがって、発汗によって明らかに日常生活に困る場面がある場合、手足多汗症の可能性が高いです。
ABCクリニックの多汗症治療
多汗症は必要以上に汗をかく症状で、特にエクリン汗腺(体温調節に関わる汗を出す汗腺)が活発な脇に多く見られます。
ABCクリニックでは「ボトックス注入法(ボツリヌストキシン)」による発汗抑制や、根本的な治療として汗腺を除去する「切開法」をご用意しています。
当院では、医師が患者様一人ひとりの症状や希望に合わせて適した治療法を提案し、丁寧なカウンセリングが可能です。
日常生活に支障を感じるほどの汗にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
ボトックス注入法
ABCクリニックの多汗症治療におけるボトックス注入法は、ワキや汗の気になる部位にボトックス(ボツリヌス菌由来のたんぱく質)を注射します。
ボトックス注入により、汗を分泌するエクリン汗腺(体温調節に関わる汗を出す汗腺)や臭いの原因になりやすいアポクリン汗腺の働きを一時的に抑える治療法です。
なお、施術後に軽い腫れや内出血が出ることがありますが、数日で自然に治まる場合がほとんどです。
施術時間は約20分と短く、メスを使わず注射のみで完了するため、傷跡が残らず、ダウンタイムもほとんどありません。
特に、比較的軽度の多汗症の方や手術に抵抗がある方、汗が気になる季節だけ症状を抑えたい方に適しています。
効果は個人差がありますが、約半年から1年程度持続し、効果が薄れてきた場合は再度注射を受けることで継続的な改善が期待できます。
切開法(組織削除法)両脇
ABCクリニックの多汗症治療における切開法(組織削除法)は、ワキの下を約1cm切開し、専用の器具を用いて皮下組織にあるアポクリン汗腺、エクリン汗腺(体温調節に関わる汗を出す汗腺)、皮脂腺を肉眼で確認しながら徹底的に取り除く手術です。
具体的には、局所麻酔(体の一部に薬を使って痛みをなくす方法)を施した後に切開を行い、ローラーやカミソリ状の専用器具で皮膚を挟みながら汗腺を取り除きます。
汗の根本原因となる汗腺を直接取り除くため、長期間にわたり改善が期待できます。
施術時間は約50分で、入院の必要はありませんが、術後は約1週間ワキを固定する必要があります。
切開法は、再発リスクを抑えたい方や重度の多汗症でお悩みの方に特に推奨されます。
多汗症治療の流れ
①診断・相談の流れ
ABCクリニックは全国すべての院で年中無休で、土日祝日も対応しており、受付時間は毎日20時までです。お仕事やプライベートでお忙しい方でも、ご都合に合わせて無理なくスケジュールを調整していただけます。まずはお電話またはWEBからご予約をお願いいたします。
完全予約制のため、待ち時間も少なくスムーズにご案内可能です。来院当日は、まず男性カウンセラーが患者様のご不安やご希望を丁寧にヒアリングいたします。その後、診察で現在の症状やご希望を確認し、患者様に合わせた治療法をご提案します。
ABCクリニックでは、治療のメリットだけでなく、「なぜこの治療方法なのか」についても丁寧にご説明し、患者様にご納得いただいたうえでしか治療は開始いたしません。無理な勧誘や契約は一切ございませんので、どなたでもご相談いただけます。
②手術を受ける環境について
手術は完全個室の清潔なオペ室で行われ、プライバシーにも配慮された環境です。
痛みに不安のある方には、表面麻酔と局所麻酔(体の一部に薬を使って痛みをなくす方法)を組み合わせた2段階方式で対応可能です。
患者様一人ひとりに合わせた無理のない施術を行います。
多汗症治療は、ボトックス注入法が約20分程度で、切開法が約50分ほどで終了し、術後はそのままご帰宅いただけますので、お忙しい方でも受けていただけます。
③手術後のサポートについて
術後のアフターケアは、すべて治療費に含まれており、追加料金は発生しません。術後の注意点やケア方法については、医師から詳しく説明があります。また、術後に不安や疑問が生じた場合は、電話やメールでの相談が可能です。
必要に応じて、再診や追加のケアも対応可能です。患者様が日常生活に戻れるよう、万全のサポート体制を整えております。
多汗症治療の費用
ABCクリニックの治療費用は、施術費用・麻酔代・術後の薬代込みの表記になっております。
また、ご希望の方には術後健診などのアフターケアを無料で行っております。
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ボトックス注入法50,000円(税込55,000円)
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切開法(組織削除法)両脇400,000円(税込440,000円)
お支払い方法
ABCクリニックでは、各種お支払い方法をご用意しております。現金払い・メディカルローン・各種クレジットカードなど、患者様にあったお支払い方法をお選びいただけます。